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北方中央野球部は1980年創部を誇る千葉県市川市で活動する少年野球チームです。
我々チームスタッフは、「子供たちの笑顔が見たくて」をモットーに自由でのびのびとしたチーム造りをこころがけてます。
この言葉は先々代の監督、故小林章悟がよく口にしていた言葉です。
故小林監督は子供たちがたのしく野球の出きる環境を造るため、日々、少年野球の整備に取組んで来ました。
その功績が称えられ、今もQP杯少年野球リーグに小林章悟杯というかたちで名前を残しております。



北方中央野球部 野球に対する心得30題


1. かくじつにアウトをとること。

2. ファインプレーをしようとしてはいけない。ファインプレーは基本を練習した結果、生まれるものである。

3. 無理と思ったら、送球を中止する。送球の失敗は、相手に2つの塁をやってしまう。

4. 味方のエラーをせめるな、なぐさめてやる。自分のエラーを気にするな、次の時、落着いてエラーをするな。

5. 味方が連続エラーをした時は、気をひきしめて監督の言うとうりにすること。

6. 特に、ぼんゴロ、ぼんフライに注意する。打球が味方のグラブに入るまでゆだんするな。

7. ボールは出来るだけすみやかに投げる。すべてかくじつ第一、あまり手かげんすると失敗する。

8. いつでも次のプレーを考えておくこと。

9. 1つのプレーに失敗したなら、別の方法で戦うこと。

10. 捕球の時、走者を見ないこと。ひろう時も同じ。

11. 投手の球質、その他にて、位置を変える時あまり早く変えるな、相手に知られてしまうから。

12. 各野手とも、カバーを忘れてはいけない。カバーを忘れるチームは守りの悪いのを相手に教えるようなものです。
   内外野手ともカバーは命がけでやること。

13. 外野手は、早く内野に送球すること。外野手自身が走者をタッチアウトにしたことはない。

14. 外野手の遠投は、必ずワンバウンドですること。ランナーがいる時は、中継ですばやくすること。

15. ゴロはショートバウンドで捕るように練習する。イレギュラーをする前に捕球の体勢にはいること。

16. 塁間にランナーをはさんだ時は、ランナーの来た塁にもどすように。送球は少なくアウトにすること。

17. フライ、ゴロでも二人以上がボールを捕りに行く時は、必ず「オーライ」と声を出す。早く声をかけた
   野手が捕る。声をかけた後、エラーをしてもあくまでも、声をかけた野手が、ボールを捕ること。

18. 走者がタッチアップしようとしたら、足に注意する。早かったら、大きな声で「早い」と、アピールする。

19. 二点以上勝っている時は、無理をして(けんせい)ランナーをアウトにしようとしてはいけない。1つずつアウトをふやすこと。

20. アウト本位の守備を忘れるな、一点をおしんで二点、三点をやってはいけない。

21. 相手をあなどる者は失敗する。どんなに勝っていても、気を許してはいけない。最終回スリーアウトまで、勝敗は決定しない。

22. 守備についたら「自分のところに打て、アウトにしてやる」といつも思っていること。

23. 何十点差で負けても、ベストをつくせ。試合精神は相手と同じである。

24. 試合にも練習にも、頭を使い気合を入れてするプレーは生きる。

25. 練習に泣け、負けて泣くな。負けて泣く者は、練習に泣かぬ者である。

26. だいたんになること。迷わずサインを決めること。

27. ボールは打たないこと。四球もヒットと同じこと。

28. 相手、味方も同じボールカウント、アウトカウントを忘れない。声をかけあって必ずたしかめあうこと。

29. サインは忘れないこと。見まちがえのないこと。コーチに確かめてわかったのサインを必ず返すこと。

30. 試合は九人でやるものではない。ユニフォームを着ている全員が選手である。チームワークという。


                                                                            以上

                                                                         小林 章悟